夢のオーシャンビューにも落とし穴あり!?海沿いの住宅の魅力と注意点を解説

公開日:2024/10/15  

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海の近くの家にあこがれを持つ人は、少なくありません。そうでなくとも、テレビ番組の特集やSNSでオーシャンビューの住宅を紹介していると、思わず見てしまうという人は多いことでしょう。しかし、海沿いの住宅はメリットだけでなく、注意すべき点も当然あります。本記事では、海の近くに家を建てる魅力と注意点を深堀りしていきます。

海沿いの家の魅力・メリット

海沿いの家に住む魅力は多岐にわたります。順番に見ていきましょう。

美しい海の景色を眺められる

まず、毎日のように海を眺められる点が挙げられます。

青空に映える青い海、朝焼けや夕焼けに染まる海、そして月明かりに照らされる銀色の海など、さまざまな表情を楽しめます。

マリンスポーツに最適

また、ビーチや海岸が近いため、サーフィンや釣りといったマリンスポーツやアクティビティを気軽に楽しめる点も魅力のひとつです。

海沿いの家に住むと、海へのアクセスが容易になり、思い立ったらすぐに海に出かけられます。

海辺の散歩を楽しめる

さらに、海辺の散歩やビーチコーミングも楽しみのひとつです。

海を眺めながらの散歩や、波と砂に打たれて角の取れたガラスを拾い集めるビーチコーミングは、心を落ち着かせる至福の時間となるでしょう。

海が好きな人と交流できる

そして、海の近くに住む人々は、共通の興味を持つ人が多いため、交流を楽しめます。

海が好きな人々が集まると、新たな友人や知り合いとの出会いが生まれるかもしれません。

新鮮な海の幸を味わえる

また、漁業が盛んな地域に住む場合、新鮮な海の幸を手に入れやすいという利点もあります。

自分で釣ったり採取したりした魚や貝類、海藻をその日の食卓に並べられ、豊かな海の恵みを味わえるでしょう。

海沿いの家の注意点・デメリット

海沿いに家を建てる場合、内陸に建てる家とは異なる注意点があります。

塩害対策が欠かせない

まず、海から吹く塩分の高い風を受けるため「塩害」が発生しやすい点が挙げられます。

塩害は、外置きの物品がさびやすくなるだけでなく、室内のものにも影響を及ぼす可能性があります。したがって、海沿いの家を建てる際には、塩害の程度や風の方向を考慮して対策を講じることが重要です。

洗濯物が乾きにくい

また、洗濯物が乾きづらくなる点も海沿いの家の特徴です。

湿度が高く、洗濯物が潮風にさらされるため、室内干しを前提にした間取りや、洗濯物を干す場所の検討が必須です。

風の影響を受けやすい

さらに、海から吹く風の影響を受けやすい点も考慮すべきポイントです。

海のすぐ近くや高台から海を見渡せる場所では、風の影響を受けやすくなります。窓を閉めて過ごさなければならない日もあるため、風対策を考慮しなくてはなりません。

湿度が高くなりやすい

同様に、湿度管理も重要です。

海が近いと湿度が高くなり、カビが発生しやすくなるため、エアコンを使用して湿度をコントロールしましょう。

自然災害の備えが必須

さらに、自然災害に対する対策も重要です。

海沿いの家は、台風や津波といった自然災害による影響を受けやすい場所にあります。したがって、海沿いに住む場合は、海からの風や波しぶきの影響を軽減する工夫や、地震や津波に備えた避難計画の確立が不可欠です。

海の近くに家を建てる場合に必要な設備

海沿いに家を建てる際には、特定の設備が重要になります。

耐塩害仕様の設備

まず、塩害対策として、耐塩害仕様や耐重塩害仕様の設備が必須です。

海から吹く塩分の高い風によって、外置きの物品や設備が劣化する可能性があります。結果として、エアコンの室外機や給湯器など、屋外に設置する設備は塩害に強いものを選ぶ必要があります。また、耐風圧のサッシや強化ガラスも重要です。

海から吹き付ける風による影響を受けにくくするために、耐風圧の高いサッシや強化ガラスを取り付けるのが望ましいです。

エアコン

さらに、海沿いの家にはエアコンも必須です。

海風が強い日や湿気の多い日には窓を閉める必要がありますが、エアコンを使用すると室内の湿度を調整し、快適な生活を送れます。また、家の外の水道も重要です。海から吹き付ける風によって家や車に塩分が付着するため、定期的に水をかけて洗い流さなくてはなりません。

車庫

さらに、海沿いの家には車庫があると便利です。

車庫があれば、車や自転車を海風から守れます。また、台風といった自然災害に備えて、雨戸やシャッターを取り付けることも重要です。これにより、窓が割れるのを防ぎ、家の内部を保護できます。

ドアクローザー

さらに、ドアクローザーも海沿いの家では重要です。

強風によって勢いよく閉まるドアは、指を挟んでしまう危険があります。そのため、ドアクローザーを設置すると、ドアがゆっくりと閉まるようになり、安全性が向上します。

設置できない設備

海から500メートル以内の住宅には、太陽光発電の設備を設置できない場合が多くなっています。

理由は、潮風によって錆びが発生し、故障のリスクが高いためです。しかし、近年は塩害に強い太陽光設備の開発が進んでいるため、近い将来に海沿いでも太陽光発電ができる可能性があります。

まとめ

海沿いの家に住むのは、美しい海の景色を楽しむだけでなく、マリンスポーツや海辺の散歩など、豊かなライフスタイルを提供します。また、海が好きな人々との交流や新鮮な海の幸を味わうのも魅力です。しかし、塩害や洗濯物の乾きにくさ、風の影響の注意点も存在します。そのため、耐塩害仕様の設備やエアコン、車庫、雨戸、ドアクローザーの対策が必要です。海沿いの生活を満喫するために、快適で安全な環境を整えるのが重要です。

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