つい予算オーバーしてしまう注文住宅の購入費用…。見直すべきポイントは?

公開日:2022/02/15  

注文住宅は自由度の高さが魅力ですが、それゆえにこだわりをありったけに詰め込んでしまいがちです。気が付いたら大きく予算をオーバーしてしまって、泣く泣く夢を諦めざるを得ないなんてことも…。そんな予算のコントロールの難しい注文住宅ですが、ポイントを押さえて見直しすることで、夢を捨てずに済むかもしれませんよ。

そもそも予算オーバーする原因は?

注文住宅を建てることを決めると、理想の家を実現すべく「あれも!」「これも!」と盛り込んでしまうものです。ホームシアターを設置できるリビング、オール電化のシステムキッチン、広々とした浴室、建材には自然素材を使って、庭には子どもたちが遊べてBBQもできるぐらいのスペースが欲しい!…なんて、こだわりはじめるとキリがない一方、予算には限りがあります。

予算オーバーになってしまう原因のひとつに「こだわりの優先順位がつけられていない」ことが挙げられます。注文住宅は自由度が高い分、予算オーバーを避けるために優先順位をあらかじめ決めておくことが大切です。まずは予算を決め、土地選びを行い、建物のデザインや間取り、設備、建材・住宅性能といった順番に決めていくとよいでしょう。

予算を立てるときには、現在の世帯年収に対して借り入れられる住宅ローン額を把握します。また、土地購入や住宅建築にかかる初期費用だけではなく家を建てた後にかかる維持費用も見積もっておくと安心です。その他に、条件を満たすことで補助金や助成金がもらえる制度を知っておくと、住宅建築費用を抑えることに役立てることができます。予算、土地の順番に決めていくと、建物に掛けられるコストの目安が把握しやすくなります。

建物部分の優先順位は、家族それぞれによって異なるため話し合いが必要ですが、検討する時に重要なポイントは「予算範囲内におさまるか?」「後からでも変更が可能か?」「使用頻度はどの程度か?」「ライフスタイルの変化で不要になるか?」「全体に影響するものか?」といった点です。これらの視点を基準にすると、優先順位をつけやすくなります。

また、流行の設備を導入する場合など、冷静に考えてみると自分のライフスタイルには不要な場合もあります。省けるものがあれば、その分優先順位の高いものに予算を回すことが可能です。

予算オーバーした際に見直すべきポイント

予算オーバーした際には、マイホーム計画の見直しが必要です。注文住宅の価格に大きく影響するのは、家の大きさや形、家の構造、家の内装の3つです。とくに家の大きさや形、規模を見直すことは、屋根や木工事の削減に直結し、大きいコストダウンが期待できます。

また施工の方法を、手間が多いものからシンプルなものに変え、健具のサイズを小さくすることも有効です。たとえば、外壁の凹凸を減らす、フェンスや門扉を付けない、窓の数を減らす、サイズを小さくする、床面積を減らすなどです。

また、家の内装では仕切りを減らす、各室の収納を一か所にまとめることなどで、建材を節約できます。ドアや健具などにできるだけ既製品を使うことや、可能な範囲でDIYすることもコストダウンにつながります。

もちろん、すべての方法を実践する必要はありません。こだわりたいポイントを諦めることになってしまったら、せっかくの家づくりが楽しくなくなってしまい本末転倒です。住まいに求める優先順位に照らし合わせて、妥協してもいいポイントでコストダウンを図りましょう

ただし、妥協してはいけない部分もあります。家の安全性や性能に関わる部分です。家は家族の憩いの場であるとともに、外からやってくる脅威から守ってくれるシェルターの役割も持ちます。

柱や梁といった構造材のグレードを下げると家の耐震性に、断熱材や窓の性能を下げると住み心地や防犯性に影響が出ます。また、家の断熱性が低下すると、光熱費が上がってしまいます。予算をオーバーした時にコストカットしても問題ない部分と、コストカットすべきでない部分をあらかじめ把握しておきましょう。

メンテナンスコストも考えよう

どんなものでも使い続ければ劣化します。もちろん家も長く住んでいれば、あちこち傷んでくるものです。今まで通りに快適に過ごすにはメンテナンスや修理が必要になります。とはいえ、できればメンテナンス費用は抑えたいですよね。安い建材を使うと、劣化が早くなるものです。劣化が早いと、頻繁にメンテナンスが必要になります。初期費用だけではなく、数十年間のトータルコストで考えて建材選びをすることで、メンテナンス費を下げることができます

人間の体と同じように、住宅もこまめに点検して、不具合を見つけたら早期に修繕した方が長持ちします。定期的に専門家に点検してもらうことがおすすめですが、自分で勉強してメンテナンスすることでマイホームへの愛着や理解が増し、ひいては住宅の寿命も伸ばすことにもつながるでしょう。

 

注文住宅で予算がオーバーしてしまった時の、見直すべきポイントについてご紹介しました。後悔しない家づくりのためには「優先順位」をつけることが大切です。妥協してもよい点と、絶対に外せない点を念頭に置くことで、こだわりを諦めることなく予算範囲内におさめることができます。

家の快適性、安全性、機能性を損なわない範囲で調整を行いましょう。また、コストの低さだけで安い建材を選ぶと、後々メンテナンス費用が高くつきます。長期的な視野で判断することが大切です。

【淡路島】おすすめの注文住宅メーカーランキングTOP5

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