注文住宅に子ども部屋を設けるメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/10/15

メリットデメリット

注文住宅を建てる際、寝室、和室、書斎、子ども部屋など、居室の数を決める必要があります。限られた敷地面積に住宅を建てる関係上、部屋数が多くなるほど、ひとつひとつの居室の広さは狭くせざるを得なくなります。ここでは注文住宅で子ども部屋を作るメリットとデメリット、子ども部屋を作る際抑えておくべきポイントを紹介します。

注文住宅に子ども部屋を設けるメリット


子ども部屋をつくり、そこを「自分のスペース」と子どもに認識させることは、子どもの自立心を育みます。子ども部屋を作ると、その部屋にあるものは自分の所有物であるということが明確になります。整理整頓や身支度が、自分でできるようになるトレーニングにも最適です。

また、自分の趣味に合った部屋をつくることで、子どもの創造力を高めることもできます。注文住宅が完成するまで、子ども部屋をつくる計画にすれば、子どもも家づくりに参加できます。どんな壁紙がよいかなど、親子で一緒に考えて家を作る経験はかけがえのない思い出になります。

また、子どもが思春期になると、家庭内でもプライバシーを求めるようになります。子どものころ、自分の部屋がなかった人は「自分の部屋が欲しかった」という思い出があるのではないでしょうか。子どものプライバシーを守るためにも、子ども部屋を設けたほうがよいという意見もあります。

多感な時期に、自分だけのプライベートな空間がないことは、想像以上のストレスになり得ます。とくに、年の離れた弟や妹がいる場合は、子ども部屋を用意することで、集中して勉強に取り組む環境を作ってあげることができます。

受験生の場合、勉強に集中できる環境を用意することが成績アップにもつながります。また、、趣味に没頭する環境をつくることで興味分野を伸ばすサポートができます。

注文住宅に子ども部屋を設けるデメリット

子ども部屋を設けることには、メリットだけではなくデメリットもあります。子どもが多い家庭であれば、子どもの人数分の子ども部屋を用意しようとすると、家を大きく計画しないと延床面積が足りなくなるので、その分建築費用が高くなります。

無理に子ども部屋を作ろうとしたことで、リビングが狭くなってしまうなど、ほかの居室の快適性に影響するのは望ましくありません。子ども部屋がないと、自分のものと家族のものの境界が曖昧になります。自分の所有物としてしっかり管理する意識は、子ども部屋がある場合と比べて薄くなります。

子ども部屋をつくることで、親の目が届きにくくなるのも心配です。自分の部屋に閉じこもって、パソコンばかりしている生活が日常になってしまうと、家族でのコミュニケーションも希薄になってしまいます。パソコンで悪影響のあるコンテンツを、閲覧していないか心配になる親御さんも多いのではないでしょうか。

子ども部屋を作る場合も、家族間のコミュニケーションがしっかりとれるような配置を検討するとよいでしょう。また、子どもが幼いうちは、自分の部屋を作っても親と一緒にいたがってほとんど部屋を使わないというケースもあります。そのため、一人でも安全に過ごせるよう、配慮した部屋にする必要もあります。

せっかくの部屋が無駄にならないよう、計画を進めましょう。

子ども部屋をつくる際に意識するべきポイント

後悔しない子ども部屋を作るには、いくつかポイントがあります。子ども部屋が必要な期間は限られています。小学校にあがる6歳から子ども部屋を使い始めた場合、大学から一人暮らしをすると仮定すれば、部屋を使う期間は12年だけです。

そのため、子ども部屋は子どもが家を出たあとのことも、考慮して作るのがおすすめです。間仕切りができるように設計しておくことで、子どもが小さいうちはオープンなプレイスペースとして使い、子どもがプライバシーを求めるタイミングで、独立した子ども部屋にすることもできます。

子どもの成長に伴い趣味や興味も変わっていきます。子ども部屋をなるべく可変性を持たせた設計にしておくことで、子どもの変化にあわせて部屋もつくりかえることができます。

子どもが小さいうちは、壁に落書きをしたり、手垢で汚してしまったりするので、高価な壁紙は選ばない、上部には少しよい壁紙、子どもが手で触る高さにはリーズナブルな壁紙と貼り分けるのもおすすめです。

子どもの性別によっても、必要な子供部屋のスタイルは変わります。同姓の兄弟・姉妹であれば、二段ベッドで分けるなどの簡易な仕切りでもいいですが、異性の場合はしっかり独立した部屋を計画しておくとよいでしょう。

家づくりでは、すべてが希望通りにはならないことが多いので、優先順位を明確にし、場合によっては、子ども3人で2つの部屋を使うなど、色々な選択肢を検討してみることをおすすめします。

まとめ


子ども部屋は必ず用意しなければならないものではありません。大切なことは子どもが家庭内で心地よく過ごせるかどうかということです。子どもの年齢や性格によって心地よい空間は異なります。自分の家庭、子どもにとってどのような空間がベストかよく考えて計画をたてることが大切です。子ども部屋が必要な期間、将来的な使い道など広い視野を持ち、子ども部屋の計画を立ててみてください。

 

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