注文住宅に和室は本当に必要?設けるメリット・デメリットについて解説!

公開日:2023/11/15

?日本の伝統を残した居室である「和室」は、和の趣味を持っている方が注文住宅を建てるなら必ず作りたい部屋ですが、和室には実はいろいろな利点があります。ここでは注文住宅を建てる前に知っておくと役立つ和室のメリットとデメリット、和室を設置するときに考慮するべきポイントをまとめて紹介します。

注文住宅に和室を設けるメリット

そもそも和室とは和室は、日本の伝統的な住宅スタイルにおける特徴的な部屋で、床には畳を敷き、仕切りには襖や障子を使います。畳は、稲わらやイグサという植物の茎を編んで作られていて、柔らかい感触と独特の香りが特徴です。

障子は木枠に和紙を張って作られており、自然光を取り入れながらも、プライバシーを保つことができます。和室には自然素材が積極的に使用されているので、自然の風合いや温かみを感じられます。

照明も和室は自然光を最大限に活用するように設計されていて、障子から柔らかな光が室内に広がり、心地よいリラックスした雰囲気を作り出せます。お茶や書道など和の趣味を持っている方にとっては、趣味を楽しむ空間としても最適です。床の間にお気に入りのお花や書を活けて、自分の好みの空間を作ることもできます。

は柔らかいので、高齢者や子どもが転んでも優しく受け止めてくれます。高齢の両親と同居する場合にも適しています。また、小さな子どもの遊び場として畳コーナーをつくる人も多いです。子どもを遊ばせておくほかに、おむつ替えなどにも最適な場所になります。

また、畳の部屋でイグサの香りに包まれて昼寝をする時間は、最高のリラックスタイムになります。和室は来客を通す部屋としても活用することができます。かしこまった場にも使えますし、寝室として布団を敷いたときも、畳が柔らかいので寝心地がよくなります。来客対応に使いやすいのも和室の特徴です。

仏壇のある家庭であれば仏壇を置く部屋としてもマッチします。

 

注文住宅に和室を設けるデメリット


和室にはたくさんのメリットがありますが、デメリットについても認識しておくことで、より後悔のない家づくりができます。和室は自然素材を多用している分、定期的なメンテナンスも必要です。畳の張替えが必要になるほか、障子も紙なので貼り直しが必要になります。

畳は10~15年が張替えの目安ですが、子どもが遊ぶと畳も傷みやすく、障子も紙なので破けてしまうことも多くなります。障子は紙や糊を100円ショップでも購入できるので、手間はかかりますが費用はそれほどかかりません。

畳は1枚あたりの費用が最低でも1万円前後かかるので、あまり和室を使わない家庭の場合は、和室のメンテンナンス費用がネックになる可能性があります。障子のメンテナンスが面倒という方は、子どもが小さいうちは障子ではなくスクリーンを使うのもよいでしょう。

畳は柔らかいので、重い家具を置くと家具の跡がついてしまいます。跡がつかないようにするために、マットを敷くなどの対策をしてください。畳は保湿性が高いので、ダニやカビが繁殖しやすい特徴があります。アレルギーの原因ともなるので、繁殖を防ぐために、換気計画をしっかりと立てる必要があります。

和室の配置についても採光、通風がしっかりととれる場所を選んで配置しましょう。このように和室は設置場所を選ぶので、ほかの居室への影響も考慮して設置を決めるとよいでしょう。

 

和室をつくる際のポイント

 

和室は隣の居室よりも高さをつけて、下部を収納にすることで座りやすくしたり、空間に変化を持たせたりすることもできます。和室をLDKの横に配置して、見守りやすいプレイコーナーにする使い方も人気で、その場合は畳コーナー下部の収納におもちゃを収納するなど便利に活用できます。

お掃除ロボットが使えない、転落のリスクがあるといったデメリットもありますが、満足度の高い間取り例なので検討してみてもよいでしょう。和室は来客時に使えますが、「そもそも来客などほとんどない」という家庭では無駄になってしまいます。

和室を設けるのであれば、どのような活用をするのか、自分の家庭の生活スタイルを鑑みてよく考えてみてください。「子どものプレイルームに」と考えて和室を設置する場合、子どもがプレイルームで遊ぶのは数年間なので、将来的な活用についても考えておきましょう。

きちんと仕切りを設けておいた方が、活用の幅は広がります。前述のとおり、和室をつくる際は設置場所も重要です。自然の光や風をしっかりととりこみ、心地よい空間となる場所を選ぶようにしましょう。

和室に対して古臭いイメージを持っている方もいますが、琉球畳などを使うことで、モダンなイメージにすることも可能です。最近ではいろいろなスタイルの畳があるので、興味のある方は調べてみるとよいでしょう。

まとめ


自然素材をふんだんに使った和室は、子どもの遊び場として、来客用の場所として、趣味のスペースとしてなど、さまざまな活用ができます。家を作る人の7割以上は和室を設けるというデータもあり、日本人にとって和室が落ち着く空間であることを示していると言えます。こちらで紹介した内容をぜひ自分にぴったりの家づくりに役立ててください。

 

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