注文住宅におすすめの設備を知りたい!予算オーバー時の対処法と注意点も紹介
せっかく注文住宅を建てるなら、快適で便利な生活がしたいという思いから、設備にこだわる人も多いでしょう。しかし、どういった設備をつけたらよいのか、どんな設備があるのかなど、頭を抱えることもあると思います。本記事では、注文住宅におすすめの設備と、予算オーバーした場合の対処法、設備を選ぶときの注意点について解説します。
注文住宅のおすすめ設備
贅沢で快適な生活を実現するためには、さまざまな設備が重要です。以下に、注文住宅におすすめの設備をいくつか紹介します。
キッチン
まず、食器洗い乾燥機があげられます。これは手間をかけずに食器を清潔に保ち、忙しい日常生活に便利です。
浄水器付き水栓は使い勝手がよく、安全で美味しい水を手軽に利用できます。多機能水栓は、たとえばタッチレス水栓であれば、手が汚れているときでも蛇口を汚さずに使え節水にもつながります。
そして、広々としたパントリーは食品や調理器具の収納に便利で、キッチンワークをスムーズに進めることが可能です。
お風呂・トイレ・洗面
タンクレストイレやふちなしトイレは洗練されたデザインとともに、清潔感を演出します。引き出しなどの収納スペースを作っておくと、洗面台をすっきり見せることができます。
また、浴室暖房乾燥機は、とくに冬場は浴室内をあらかじめ暖めることでヒートショックの防止が可能です。乾燥機機能により、湿気やカビの問題から住まいを守ります。
居室周り
層ガラスは外部からの騒音や気温の変化を遮り、静かで快適な居住環境を保ちます。窓も壊れにくいため、防犯対策としても役立ちます。
玄関・外構・外部周り
人感センサー付き照明は、夜間のセキュリティを向上させながら、暗い玄関で鍵や照明のスイッチを探すのに効果的です。
宅配ボックスは不在時なども、荷物の受け取りがスムーズで便利です。そして、太陽光パネルの採用は環境にやさしく、省エネルギーを実現します。
設備費用が予算オーバーした場合の対処法
注文住宅を建てる際、予算をオーバーしてしまった場合は焦らず冷静に対処することが大切です。では、予算オーバーした際にはどうしたらよいのか、検討すべき方法を紹介します。
グレードを下げる
高級な素材やデザイン、機能性が備わった設備は魅力的ですが、これらは必ずしも必要ではありません。最初に考えていたグレードを見直し、コストを抑えることで全体の予算を合理的な範囲内に収めることができます。
たとえば、キッチンのカウンターやフローリングの素材をシンプルなものに変更するなど、細かなポイントでコストダウンが可能です。
機能や配置を検討する
本当に必要な機能を見極め、設置場所を限定することもコスト削減につながります。たとえば、アイランドキッチンはおしゃれですが費用は高めです。
他のキッチンを検討し似たようなレイアウトにすることで、希望を叶えながらもコストを下げることが可能です。
後付けできるかを確認
予算の都合上、最初からすべての設備をそろえることが難しい場合は、あとから設備を追加できるかを確認するとよいでしょう。ただし、後付けには予算だけでなく、工事や設備追加の手間・コストもかかるため、慎重な計画が必要です。
設備を選ぶ上で注意すべきポイント
新築住宅を建てる際、さまざまな設備が豊富に用意されていますが、選ぶ際には注意が必要です。以下に、設備を選ぶ上でのポイントをいくつか紹介します。
設備・オプションによっては水道光熱費が高くなる
たとえば、最新の家電や冷暖房システムは機能が充実している反面、使用する際に電力やガスを多く消費する場合があります。これらの設備は快適性を向上させる一方で、ランニングコストも増加させます。
あらかじめ将来の光熱費の見積もりを考慮し、予算内でのバランスを取ることが重要です。
評判よりもライフスタイルに合っているか
家庭の構成や日々の生活習慣によって、必要とされる設備は異なります。たとえば、キッチン周りの設備においては、料理が好きで頻繁におこなう方ならば食器洗い乾燥機や多機能水栓が便利ですが、外食が多い方ならばこれらの機能はあまり必要ないかもしれません。
自身の生活スタイルをよく考え、無駄なく使える設備を選ぶことが重要です。
実物を見てから決める
詳細な仕様や性能は実物を見ないと把握しきれません。カタログや画像だけでなく、できればモデルハウスやショールームで実際に触れてみることをおすすめします。
実物を見ることで、質感や機能の使い勝手がわかり、イメージとのギャップを避けることができます。
まとめ
快適な生活を築くための注文住宅におすすめの設備は多岐にわたります。キッチンには、食器洗い乾燥機や浄水器付き水栓が便利です。お風呂・トイレ・洗面では、タンクレストイレや浴室暖房乾燥機が快適さを提供します。予算オーバー時の対処法としては、グレードの見直しや必要な機能と配置の検討をしましょう。高級な素材や機能性を適切に選定し、予算を合理的に抑えることがポイントです。
また、後付けが可能かを確認し、柔軟な予算調整を図りましょう。設備選びの際には水道光熱費の予測やライフスタイルへの適合性を確認し、実物を見ることで質感や使い勝手を理解することも重要です。注文住宅における設備選びは、慎重かつバランスの取れたアプローチが快適な住まいへの鍵となります。